尊重する心

私は、「お互いを尊重する心」を部員の姿を通して感じ、学びました。

看護学部の私は、実習前の行動制限により部活に参加できない時期がありました。
みんなが大会や本番に向けて暑い中、また寒い中練習を頑張っている姿をLINEグループのアルバムやSNSの写真などを通して見ていました。
その頑張る姿から元気や勇気をもらうと同時に、一緒に練習ができないもどかしさや無力感を感じていました。

そんな中、私の状況を気にかけてくれたり、久しぶりに部活に行っても温かく迎えてくれたりする先輩や同期、そしてどんどん成長して頼もしくなっていく後輩の姿がありました。

ある同期から、
「一緒に戦っているから」
と言われたことは、とても印象に残っています。

プライドは一人ひとりの個性や夢、やりたいことを尊重し、場所は違っていても互いに応援し合う団体だということをこの4年間を通して実感しました。

3年前、コロナが流行し始めた時には、みんなでZoomを繋げて筋トレをしたり、動画を撮って共有したり、ミーティングをしたりと制限のある中でもできることを見つけて練習していました。
制限が緩和され、実際に対面で演奏演技をすることができたときはとても嬉しかったです。

隣で吹く楽器の音が聴こえること、顔と顔を合わせて笑い合えることがどれだけすごいことで、当たり前ではないのかを強く感じました。

同じ看護学部の先輩には、初めての実習前に激励をもらったり、授業や実習の話を共有したりと、多くの場面で頼らせていただきました。
私の後にも看護の後輩が入ってくれたことが、本当に本当に嬉しいです。

ブラスのプレイヤーとして大会に出場したのは1年生だけでしたが、看護学部生として健康に関する情報を発信したり、みんなの体調を気にかけながらスタッフとして同行したりしたことは、これから看護師として働いていく上で、大変貴重な経験となりました。
これからは、自分が先輩から受けたように後輩を励まし、支えていきたいと思います。

入部前、看護学部の4年生から言われた、
「プライドでは勉強や実習だけではできない、人間性を磨くことができるよ」
という言葉。
仲間の連帯、全員で一つの目標に向かって努力すること、集団の中の一人であるという意識をもつことなど、座学の勉強や実習だけでは経験できないことを、学生最後にプライドで経験できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

私がPride of SOKA の部員としてまた看護学部生として4年間活動できた原動力は、先輩、同期、後輩の存在にあると思います。創価大学での4年間、関わってくれた全ての人に感謝しています。
これからは「尊重する心」を持った看護師として自分の使命を果たしていきます。

49期 Brass Euphonium 丸山晴香

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