新型コロナウイルス感染拡大
高校の卒業式も縮小して行われ、大学生活はどうなるのだろうと不安なまま迎えた2020年の春、創価大学へ進学しました。
入学後、実家でオンラインで授業を受ける毎日。
そんな日々は流れ作業のようで、念願の創価大学へ入学できたのに、このままでよいのだろうかと不安を感じる毎日でした。
そんなとき、地元が同じという理由で縁した先輩に誘われ、Pride のオンライン説明会に参加。
そこで観たカッコよくてキラキラしたショーや懇談会中の先輩の温かさに憧れを抱き、「ネガティブでやる前から諦める自分を変えたい」と決意し、9月に入部しました。
1年目は、地元新潟からのオンライン練習。
慣れない環境のなか、人間成長しようと集った同期とはパソコン越しでしか会うことができませんでした。
実家にフラッグを送ってもらい、オンラインで繋ぎながら練習をしました。
2年生になった私たち50期が初めてドリル練習をしたのは10月後半。
わずか2か月という短い期間の中で、ショーを通し、12月に出場したジャパンカップが、私たちにとって初めての大会となりました。
2年目のシーズン後半に、初めて、仲間と一緒にショーを作る楽しさを味わうことができました。
3年目
初めてマーチング協会の大会に挑戦することが決定。1月末にスタートした執行期。
その矢先、執行期内で部の方向性について大きく意見がぶつかりました。
元々任されていた副部長に加え、カラーガードのセクションリーダーも兼任することになり、執行期7人で本格的にシーズンがスタートしました。
技術や運営面で経験も知識も浅い中、0から1をつくり上げることは想像以上に大変でした。
ーオンラインの中で入部したから、
ー1年目、コロナで対面活動ができなかった期だから、
私は決してこの言葉を言い訳にしたくありませんでした。
できることはないか探し、一つひとつ目の前のことをやる。
これがどんなに大切なことなのか、Pride生活を通して学びました。
後援会の方々からの真心のご支援をいただき、執行期50期で新しいキルツのデザインを考える大役もいただきました。大好きな同期と何度も話し合いを重ね、キルツをつくったことは、良い思い出です。
ついに4年目。
「後輩を自分以上の人材へとどう成長させるのか」、「最上級生としてできることは何か」、常に探し続けました。
念願の全国大会出場を果たし、執行期のときに作ったキルツを身に纏い、見てくださる全ての方々に「勇気希望感動」をお届けすることができたのではと思っています。
さらに、プライドが演奏演技している姿を聖教新聞に掲載していただき、創立者に「これからもPride of SOKAは前進していきます」と、決意のご報告をすることができました。
何にも変えることのできない宝のような4年間を過ごすことができました。
日頃から現役生のために支援してくださる後援会の方々、家族や友人、すべての方に感謝の気持ちを忘れず、これからはロイヤルキルティーズ(後援会)の一員として恩返しをしていきます。
4年間、本当にありがとうございました!
50期 ColorGuard 佐野春佳
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