プライドでの4年間、濃密な4年間でした。
特に2年生は、自身の限界を超えた一年でした。
プライドに加え、留学生寮の残寮生(監督生)、学生部やアルバイトなど様々な活動に挑戦しました。
『何事にも全力で取り組む自分の姿で、直接、留学生に励ましを送りたい!』
そんな思いから、2年次はプライドに主軸を置きつつも、創価大学に来る留学生の監督生として、留学生寮の運営に尽力しました。
春、プライドでは、カラーガードのポジション決めのオーディションが始まりました。希望のポジションを獲得するためにより一層、練習が必要でした。
ライフルメンバーは経験者が多く、最年少かつ初心者の私は、技術的な面で完全に足を引っ張っていました。やり切ったと思えず、不完全燃焼のまま練習を終え、寮に帰る日々でした。
今まであまり感情的になったことがない私が、自分の技術の無さに、恥ずかしながら初めて涙しました。そんな時、先輩や同期、寮の友人が欠かさず励ましてくれました。
周囲の支えのお陰で、めげずに技術向上に向き合い続けることができ、少しずつ技術を伸ばすことができました。そして、関東大会では難しい振り付けも揃えることができ、セクションとしても全国金賞に匹敵するレベルに到達することができたと思います。苦労を重ね、非常に大きな達成感を味わうことができました。
プライドでの達成感を糧に、寮内で初開催の『留学生の日本語力強化プロジェクト』の立案から実行までに尽力しました。
留学生の日本の大学への入学試験の合否判定に大きく関わる日本語能力試験 「JLPT」の合格率向上に大きく貢献することができ、日本語強化プロジェクトは留学生から大好評でした。
4年間、様々な活動に挑戦しましたが、プライドでの活動は4年間の大部分を占めていました。
家族よりも長い時間を共に過ごし、本気でぶつかり合いながらお互いの価値観を研磨し、常に新しい自分に出会ってゆく。道のりは決して楽しい事ばかりではありませんでしたが、振り返ると非常に尊く、貴重な青春の4年間になりました。
『両立する』
それは、1つの活動が増えることにより他の活動が疎かになるのではなく、
「それぞれの活動で精一杯尽くした達成感を糧に他の活動へエネルギーを還元していく」
という、相互作用を起こしていく。それこそ両立の本質であると学びました。
また、これらの様々な挑戦は決して一人ではできず、周りの支えがあるからこそできるものです。支えてくれた方々に深く感謝しています。
来年度からは大学院に進学しますが、この4年間で培った「両立する精神」を武器に様々な活動に挑戦していきます。
45期 Color guard 小島勇希
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