「友達がたくさんできそう」
吹奏楽部もプライドも同じ理由で入部を決めました。
6年間続けてきた吹奏楽。楽器を吹いてばかりで人と話した記憶はあまりありませんでした。
「楽器を吹くこと」を言い訳に、苦手な「人と話すこと」をずっと避けていました。
プライドでも初めの2年間は、相変わらず受け身のままで先輩や同期に引っ張ってもらいながらなんとか練習に参加していました。挨拶と返事以外で何を話せばいいのか分からず棒立ちしている私を、笑顔と明るい声で毎日支えてくださいました。
そんな私も3年生になり、執行期という部の運営に大きく関わる学年になりました。今まで先輩たちがしてくれたように、私も後輩や部員を支えられる人になって恩返ししたいと思いました。
「目を見ながら」
「聞きやすい声のトーンで」
「誰よりも力強く懸命に」
「分かりやすく簡潔に」
先輩方や同期にもらったアドバイスを意識しながら何度も話すことに挑戦していくうちに、自分の苦手なことと向き合えるようになりました。
いつも情熱的で、どんなときも明るく元気に支えてくれる先輩。
根気強く頑張っている姿で励ましてくれる後輩。
一緒に横で挑戦しながら勇気をくれる同期。
たくさんの仲間に出会えたからこそ今の自分があると思います。
社会人になってもプライドでの経験を活かし、周りの人との繋がりや感謝の心を忘れずに日々挑戦していきます。
本当に、今までありがとうございました。
46期 brass baritone 三宅春花
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