どんな曇りの日でも、太陽は必ず昇る。どんな時も心の太陽を忘れちゃいけないよ。

1年生のとき、先輩に言われたこの言葉は、

私にとってPrideで過ごした4年間の軸になっていた。

バリトンが上手く吹けなくて、悔しくて楽器庫で泣きじゃくった1年生。

衣装会として、ひたすら部室にこもって新しい衣装を縫った2年生。

失敗の連続で色んな人に鬼ほど怒られた執行期。

どんなに苦しくても、悩みが尽きなくても

心の太陽を忘れない。前進し続けてやる。

そう奮起しては、心が折れ、また立ち上がるを繰り返す日々。

特に、執行期の1年は毎日が挑戦で挫折の連続だった。

執行部、マネジメント長として始まり、

気づけばブラスのリーダーも兼任。

元々不器用な私はミスを連発し、色んな人に迷惑をかけてしまった。

無力で傲慢な自分に嫌気がさして、何度も逃げ出したいと思った。

それでも、1年間続けられたのは

そんな私を見放さず助けてくれた人たちがいたから。

私が仕事でやらかしても、

自分の可能性を信じて叱ってくれる人がいたから。

そして、休部をしていた大好きな同期を絶対に部活に戻してあげたかったから。

昨年はとにかく怒られてばかりで、

これでもかと思うほど涙を流した日も多かった。

けれど、こうやって支えてくれる大好きな人たちに出会えたことが私にとっての一番の財産だと思っている。

そして、4年目。

今度は私が後輩を支える存在になると決めて、戻ってきた。

自分以上の人材にするなんておこがましいけれど、最後に自分が残せることは何かともがいてきた。

色んな言葉を教えてもらった中で、

ひとつ後輩に残したい言葉がある。

“本気でするから大抵のことはできる。

  本気でするから何でも面白い。

   本気でするから誰かが助けてくれる。”

どんなに辛い練習だって、業務だって

人間関係だって、本気で向き合った先にしか見えないものが必ずある。

どうせやるなら熱くて楽しい方がいい。

だけど、きっとそれは本気じゃないと楽しくないし、何も得られない。

Prideは、弱い自分をいつも奮い立たせてくれる

かけがえのない私の居場所。

全国大会では、そんな黄金の思い出を築かせてくれた人たちに報恩感謝の思いで、” I ”を届けたい。

4年間、本当にありがとうございました。

45期 Brass Baritone  長瀬はるか

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