宝の5年間

「人間成長したい」「マーチングで全国金賞を獲りたい」と強く思い、Prideに入部しました。

入部してからは片道2時間の通学、授業、アルバイトそしてPrideの練習を同時にこなすのがとても大変で、闘いの日々でした。
練習に行く度に先輩方が笑顔で話しかけてくれ、辛い練習も乗り越える事ができました。
2年生になり、その生活にも慣れ、マーチングの楽しさを改めて感じる事ができました。

執行期の3年生では、コロナにより活動が全面オンラインになりました。
フラッグチーフだった私は、どう練習を進めていけばよいのか、何のために活動しているのかが分からなくなりました。
しかし、同期でたくさん話し、部のため、大切な部員のため、そして自分自身の成長のために、今できることを精一杯行い、走り切りました。

4年生は留学をし、外からPrideを見たことで、改めて仲間の大切さを感じ、何度も励まされました。

そして5年生になりました。
これまでの大学生活の中で一番苦しい1年間でした。
就職活動で思うように結果が出ず自分を見失いそうになったり、最上級生としてのあるべき姿に悩んだり、母が病に倒れたり、多くの試練が訪れました。

心身ともに限界ギリギリで休部することも考えましたが、5年前の入部時の決意と目標を思い起こし、残り1年、Prideで活動することで、「自分をより成長させられる」と思い、続けることを決めました。
そして、「これまでたくさんの先輩方から受けた恩を後輩にも伝えていくこと」が自分の使命だと感じました。練習に取り組む姿で語り、一緒に自主練をし自分の技術を伝えきりました。

途中で諦めることなく走り切る事ができたのは、最高の仲間がいたからだと心の底から感じます。
Prideで過ごした5年間は私の財産です。これからも感謝を忘れずに、日々精進してまいります。
5年間ありがとうございました。

48期 ColorGuard 市川芙美香

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