私はPrideでの4年間で、「仲間の優しさ」を知ることができました。
私は先輩方の熱い勧誘を断りきることができず、とりあえず1年間だけやってみようという気持ちで入部しました。
ブラスセクションでユーフォニアムを吹くことに決まり、初めの頃はなかなかマーチングを好きになれず、正直しんどいなと感じることが多くありました。
しかし、先輩や同期がいつも優しく接してくれ、1年次のシーズンの終わりには練習に来ることが楽しいと感じるようになっていました。
怠惰ですぐに無理だとあきらめてしまうような性格の自分を見捨てず支えてくれたことに本当に感謝です。
3年次には、サブメジャーに選んでいただきました。
1年ほど休部をしていたため、久しぶりの部活への参加でした。
部活に参加する前は自分が受け入れてもらえるだろうかと不安でしたが、みんな以前と同じように温かく迎えてくれました。
そして、メジャーとして右も左もわからなかった私を全力で支えてくれました。
本当に自分はいろいろな人に支えられていることを心から実感できた1年でした。
最後のジャパンカップでは、今までの感謝が溢れてきて本番前にも関わらず、泣いてしまったことはいい思い出です。
お世話になった先輩方が卒業し、自分たちが最上級生になった2022年の入学式。
私はメインメジャーに選んでいただきました。
メインメジャーとしてみんなの前で指揮を振ることは初めてであり、メジャーの経験も浅かった私は、「本当に自分でいいのか」「みんなの演奏を壊してしまわないか」と思うこともありました。
しかし、みんなが練習後にフィードバックをくれたり、かっこいいと褒めてくれたりしたおかげで自信をもつことができ、無事に入学式の演奏を終えることができました。
今振り返ると本当に助けられてばかりでしたが、部員全員で支えあい、一緒に戦ってくれるPrideだからこそ、私は成長できたのだと思います。
この春からは社会人になります。Prideで受け取った優しさを忘れずに精一杯頑張ります。
49期 Brass Euphonium 秦麟太郎
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