Prideでの4年間を通して気付けたこと、それは、
『人は誰しもその人にしかない良さをもっていて、
それぞれに輝ける道が必ずある。』
ということ。
物心ついた頃からいつも「できない」と自分を決めつけ、自分から行動を起こすことが苦手でした。
大学入学から2週間ほどが経ち、淡々と過ぎていく日々に充実感が感じられず悩んでいた時に辿り着いたのが、このPride of SOKAです。
執行の年。
私は名前のある役職に就きませんでした。
より良い練習になるようにできることを探したり、メンバーと対話したりと、
「名前のない仕事」に徹しようと決意しました。
フロントピットのリーダーと共に知恵を出し合い、時に自らも行動を起こしました。
リーダーを中心に、同期みんなの力が最大限に発揮されていることを感じました。
最前線でチームを引っ張る人
リーダーのすぐ側で支える人
技術面でチームを支える人
行き詰まった時に熱を与える人
どんな時も皆を笑わせてくれる人
陰で成功を祈り見守ってくれる人
皆がそれぞれの役割を果たすからこそ、私たちの執行は成り立っていたのだと思います。
また、フロントピットは、メンバー一人ひとり違った楽器や譜面を演奏します。
自分だけの譜面で自分にしか出せない音色を探求できたことも、自分や人の良さを見つけるきっかけとなりました。
卒業してそれぞれの道へ巣立っていっても、また会いたい、語らいたいと思える人たちに出会えたこと。
色んな人がいたからこそ、自分の知らない自分に出会えたこと。
自分に向いていないと思っていたマーチングに本気になり、好きになれたこと。
これらは入学式の日には想像もしなかった、この4年間の心の財です。
卒業し社会に出ても、Prideの指針にある “前進し続けよ” という言葉を忘れず、
自分にしかできないことを果たしながら前進していきたいと思います。
毎日明るく朗らかに包み込んでくれた家族、熱心に指導や励ましをくださった後援会の方々、音楽性と心を育ててくださったインストラクターさん、そして共に闘ってくれたPrideのメンバーのみんな!
本当にありがとうございました!
48期 Front Pit 高瀬明梨
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