諦めない心

私は3年生の時に、創価女子短期大学から編入学し、プライドに入部しました。

プライド部員だった兄の成長する姿を見て、憧れていましたが、いざ創大生となった時には「マーチング未経験」「編入」「人見知りな性格」から自分には絶対できないと初めから諦めていました。

編入してからは、新しい環境や授業についていくことで精一杯でしたが、そんな中でもプライドへの想いが消えず、悶々とする日々を送っていました。

周りに相談をすると、応援してくれる友人も居ましたが、私の性格を知っている友人からは厳しい意見もありました。

しかし、自分が編入を決めた「人間成長をする」という原点に立ち帰った時、「今、逃げたら何も変わらない。」と思い、一歩踏み出す勇気が必要であることに気づきました。
いざプライドの先輩や同期に会ってみると、目標をもち、輝いている姿に感動しました。また、「一緒に頑張ろう!」という温かい声が心に響き、ついに入部を決意することができました。

入部してからは、仲間との技術の差や後輩に頼る日々、また練習しても思うように結果が見えず、悔しくて泣きながら帰る日が続きました。

心が折れそうになり、プライド部員の頑張る姿を見ては、私がここで負けてはいけない。もし私がここで諦めたら、部員全員で決めた「全国大会金賞」は獲れない。一人ひとりがみんなの為に全力を尽くすことで、必ず結果として表れるのだと思い、頑張ることができました。

そんな中で気づいたことがあります。

以前の私なら、きっとここで挫折していたはず。ふと我に帰った時、自分に負けてしまいそうな私に励ましの言葉をかけてくれ、諦めない強い心を育ててくれた、プライド部員の存在の大きさに感謝で一杯になりました。

プライドに入部したことで、自身の殻を破り、一生の宝である仲間と出会うことができました。

これから社会に出て、様々な壁にぶつかる事があると思います。しかし、プライドで学んだ諦めない心で、頑張ってまいります!

本当にありがとうございました!!

47期 brass baritone 島村良美

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。


PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。