私がPrideで得られた強さ

Euphを持つことに精一杯で思うように演奏ができなかった1年目。

「上手く行かず、後悔したとしてもそれは通過点。そこでなんとかなると流れに身を任せてしまうのではなく、”なんとかする”と決め、解決策を考え、実践していくことを大切に!」と、お世話になっていたインストラクターの方に
教えて頂きました。

2年目は、看護学部の勉強が本格的になる中、より多く自主練の時間を確保するために、勉強やアルバイトの時間を計算し、スケジュール管理を徹底しました。

大変でしたが2年生が終わる頃にはタイムマネジメントの力もつき、忙しくも充実した日々をすごすことができました。そして、多くの出演の機会を頂き、貴重な経験をさせてもらえました。大好きな先輩から、
「人のために尽くして尽くして尽くし抜いた時に、一回り成長した自分と生涯の仲間に出会える。これがPrideの醍醐味だと思う。」
との言葉を頂きました。自分は卒業の時にそう思えるのか。と少し不安になりましたが、今、本当にその通りだと実感しています。

同期や後輩と一緒に自主練をする。話を聞く。聞いてもらう。普段とは違うタイミングで声をかける。言葉の伝え方を考える。自分に与えられた仕事、役割をやりきる…。私が看護実習と部活の両立に挑戦できたことも、誰かを思って行動することができたことも、Pride部員皆が周囲の誰かのために行動していることを見てきたからです。
「尽くし抜いた!」と胸を張って言えるわけではありませんが、これまで経験した集団生活で、こんなにも仲間のことを考え、仲間に支えられた4年間はありませんでした。
そして、その結果として卒業後もずっと繋がっていたいと思える仲間に出会うことができたと思います。

後悔しても諦めずに行動し続ける。
なんとかなる、ではなく、”なんとかする”
私の周りにはたくさんの支えてくれる仲間がいる。
それに気付けたことが、この4年間で得られた私自身の強さです。

これからも自分の強さを活かして、様々な場所で縁する人々のために尽くし、成長し続けられる人になりたいと思います。

47期 brass euphonium 楠木清美

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