一年生の春に、楽器初心者として入部し、この四年間で沢山の苦悩と学びがありました。
それらの経験の中で私は、「苦難は楽しみながら乗り越えるもの」と学びました。
一見すると可笑しく聞こえるかもしれません。しかし、これはこの先の人生でも大きく役立つ考え方であると私は感じています。
何かの壁に対面した時、目先で感じやすいのは、「いやだ、逃げたい。」というネガティブな感情の場合が多いと思います。
実際に、私も活動の中で悩みにぶつかった時は、とても辛かった憶えがあります。
しかし、そんな中でも耐え忍び、それらを乗り越えられたのは、「壁を乗り越えた先の未来の自分やチームの姿」を想像し、自身をワクワクさせ続ける事が出来たからだと思います。
私は、人生を豊かにするには、自身と向き合うことや、苦難を乗り越え、成長する事は欠かせないものであると信じています。
しかし、その為には大きなエネルギーが必要です。「嫌だなぁ、どうにか逃げられないか。」と考えていても、いつまで経っても壁を乗り越える事はできないと思います。
なのでそんな時私は、その壁を乗り越えた先の景色を想像するようにしています。
「これを乗り越えた先の自分は、どんなに幸せな顔をしてるだろう。」
「自分が壁を乗り越え、チームに良い影響を与えられた時、チームメイトは笑顔になっているに違いない!」
すると、自然とワクワクしてきます。
そのような、笑顔で心躍らせながら、苦難に立ち向かって行く大切さを、このクラブを通して沢山学ばさせて頂きました。
社会に出れば、悩む事も、自分と向き合う機会も更に増えていくと思います。
そんな時は、目先の辛さに惑わされず、このクラブでの沢山の学びを思い出し、それらに立ち向かっていこうと思います!
この四年間のクラブ活動を通して、沢山の方々のおかげで、大きく成長させて頂きました。本当に感謝が尽きません。
私はこれまで私を育ててくれた、「創価大学」、そして「創価大学Pride of SOKA」の名を背負い、社会でも大きく活躍していく決意です。
45期 Battery Snare drum 北村太一
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