今回はピットリーダーが語ります!
一年間、本当に葛藤の連続でした。
セクションリーダーになってほしいと言われた日。不安な気持ちもあったけど、どちらかというと楽しみな気持ちの方がありました。
フロントピットを家族みたいに温かい場所にと決意。実現出来る自信もありました。
いよいよ執行期としての春練がスタート。
現実は甘くないと思いました。
みんなの心が違う方向に向いているように感じて、どうしたら良いか分からなくなりました。
自分の技術の無さに情けなくなりました。
技術で引っ張っていくことが出来ない、
みんなを励ませる言葉も言えない、
リーダーに絶対に向いていないと何度も思いました。
4月、6人の1年生が入ってきました。
本当に愛おしくて、何事も頑張って食らいついてくる姿に何度も元気をもらいました。
そんな中、5月に怪我をしました。
左手が使えず楽器が弾けなくなりました。
練習が出来ないし、一緒に弾きながら1年生を教えることも出来ない。
自分のいる意味が分からなくなり、本気で部活を辞めたいと考えました。
しかし、私をセクションリーダーとして選んでくれた5先輩方や希望に満ち溢れて入部してくれた1年生を裏切ることは絶対に出来ないと思い、続けることを決めました。
そこからの日々も本当にたくさんのことがありました。
毎日のように長時間メンバーと過ごした夏練習。
大会に向けて練習日程やレジュメ確認など、リーダー達と夜遅くまで何度もミーティングをしました。
その分、みんなと仲良くなれました。
1000人以上のお客さんに来てもらえた創大祭コンサート。
スケジュール管理の難しさ、コンサートを一から作り上げていくことの大変さを実感しました。
コンサートの後、お客さんに涙を流しながら「良かったよ、ありがとう。」
と言われた時は本当に嬉しかったです。
全国大会への切符が掴めるか、緊張に包まれながら臨んだ関東大会。
何をしても上手くいかず、リーダーとしての焦りと不安を感じていた時期でした。
しかし、そんな時に励ましてくれる仲間の有難さを感じました。
今年1年を振り返ってみると本当に忘れられない出来事ばかりです。
そして、それらは全て私の宝の思い出です。
全国大会は1年間の集大成で。
大好きなメンバーと出来る最後のショーになります。
今日まで本当に迷惑をかけた家族、友人や先輩、Prideのメンバー、そして観てくださるお客さんに「愛」を込めた最高のショーを届けます!
そして、最後のショーを「やりきった」と胸を張って言えるように頑張ります!
46期 FrontPit 吉田香織
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