大切なこと

4年間のPrideでの活動を振り返って、自分の中で一番大きな学びだったのは「何のために頑張るのか、目的を決めること」の大切さです。

私はプレイヤーとしての練習と並行して、衣装の管理・製作を担当していました 。マーチングの衣装はショーの世界観を伝える大切な要素ですが、実際の業務は地道な作業の連続です 。毎年、全員分の採寸やサイズ調整を行い、さらに日々の練習で生じるほつれの修繕など、やるべきことは尽きませんでした。

さらに、2024年度からその年のショーにあった衣装を1から製作させていただけることになり、4年次には衣装の製作にも携わらせていただきました。何十着もの衣装を形にしていくのには根気が必要でした 。練習時間を確保しつつ、ミシンと向き合い続ける日々は、華やかな舞台とは対照的でした。

その中で常に意識していたのが、自分なりの「頑張る目的」です 。メンバー全員が衣装に関する不安なく本番に集中できる環境を作ること、そして自分たちの手でショーの世界観を形にすること。この目的を明確にしたことで、ただ作業をこなすのではなく、自分たちのパフォーマンスを最高のものにするための準備と捉え、自分の役割に誇りを持って取り組むことができました。

迎えた毎回の本番。同じフィールドに立つ仲間たちが、不具合を気にすることなくパフォーマンスに集中し、自信を持ってフロアへ向かっていく。その光景を隣で感じながら共に演奏できることに、安堵と大きな達成感がありました。トラブルが起きない状態を維持できたこと、自分たちがゼロから作った衣装をショーでお披露目できたことで、これまでの準備が確実にショーの完成度に繋がっていると実感することができました。

同じ目標に向かって駆け抜けた同期、導いてくださった先輩方、頼ってくれた後輩たち、そしてご指導いただいたスタッフの皆様。Prideに関わってくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。

ここで学んだ「目的を持ってやり抜く力」を胸に、春から始まる新社会人としての生活でも、自分らしく進んでいきます。4年間、本当にありがとうございました。

52期 Brass Trumpet 島田 隼