ドラムメジャーになるまで

ドラムメジャーはショーの最高責任者。

ドラムメジャーが妥協すれば、ショーのクオリティも上がらないし、みんなの努力を無駄にすることになる。

マーチングバンドを引っ張るほどの知識や技術、自信もなかった私にとっては責任が重すぎました。

ものすごく苦しくて、つらいこともたくさんありました。

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2年ぶりの大会出場となった2021JapanCup。

メジャー3年目にして、初めて中心となって練習やショーをつくっていくことになりました。

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対面練習が満足にできていなかったため、大会に出場するための体力や技術を取り戻すことは簡単ではありません。

チームを引っ張っていく立場として、部員がきついと感じる練習も進めなければいけませんでした。

徐々につらそうな表情で練習に来る部員が増えたように感じました。

焦って必死になればなるほど、更に焦り、自分と他のリーダーたちの気持ちが離れていくように感じました。

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でも、ここで自分が手を抜けば、ここで諦めれば、大会に出場すると決めてくれたリーダーたちの思いも、今必死に頑張っている部員の努力も、すべて無駄にしてしまう。

このまま進み続けていいのかわからない。

けれど、自分だけは止まってはいけないと、もがき続けました。

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JapanCup本番、部員のみんなは、私が不安に思っていたことをすべて完璧にやってのけてくれました。

一人一人が自信をもってショーを楽しんでいるように感じました。

今まで練習でやってきたどのランスルーよりも、技術はもちろん、気持ちも揃った演奏演技でした。

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”苦しくてもつらくても頑張り続けていれば、こんなに感動的な瞬間に出会えるんだ。”

プライドのみんなに、そう教えてもらいました。

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コロナ禍で迎えた2020年度ラストのミュージックランスルーも、

少ない練習期間で挑んだ2021年の創大祭の出演も、

JapanCupでは感染症対策や時間制限のため披露できなかった2021年度ショーのフルバージョンを完成させた今年の春の卒業生歓送コンサートも、

いつだってみんなは素晴らしい演奏演技を届けてくれました。

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「みんなを信じるドラムメジャーになる!」

音楽経験のないまま入部した私が3年生でメインメジャーになる時に、「私はみんなの成長を信じることしか自分にはできない」と思い、決意しました。

しかし、実際には、みんなを信じることができなかったことも何度もありました。

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でも、みんなが私を信じて頑張り続け、心の底から感動する演奏演技を届けてくれたお陰で、私は『みんなを信じるドラムメジャー』になることができたと思います。

みんなが私をドラムメジャーにしてくれました。

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最後に、このブログには書ききれないほどたくさんの、私と関わってくれた全ての方々に感謝しています。

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みなさんのおかげで4年間マーチングを楽しみ、ここまで頑張り続けることができました。

本当にありがとうございます。

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プライドのみんながずっと幸せでいられますように。

48期 DrumMajor 舛谷明沙季

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