中高時代に鼓笛隊でマーチングを経験し、マーチングの魅力を知りました。
高校卒業後もマーチングをもっとしたいと思いましたが、韓国ではマーチングができるところがあまりなかったので諦めようとしていました。
そんなとき、母や創価大学の出身の女子部の先輩などの勧めから、創価大学への進学を考えることになりました。そして、創価大学にマーチングの部活はないかと調べ、プライドについて知りました。
その当時はYouTubeに二つぐらいしかなかったプライドの映像を何回も見ながら、プライドに入るために創価大学に行こうと決めました。
そして、創価大学に入学。
留学生は創価大学の別科で1年間日本語を勉強し、ある基準をクリアしたら学部に入ることになります。私は1年間日本語を学び、学部に入り、プライドにも入部しました。
部室で入部面接をしたその瞬間は凄く嬉しくて嬉しくて、今でも鮮明に記憶しています。
しかし、そこで待っていたのは沢山の苦難でした。
凄く人見知りであった私に、言語の壁や似ているようで少し違った文化の違いは自分が思っていた以上に大きく感じました。
また、個人的には、アトピー性皮膚炎を患っていたため、特に夏の長時間練習は辛いという思いしかありませんでした。練習に参加できない日が続き、健康面も心も弱い自分が嫌いになり、みんなに迷惑をかけている気持ちで毎日涙が止まりませんでした。
しかし、その中でもここまで来ることができたのは、プライドの部員のみんなのおかげです。
こんなにまで相手のことを考えてくれることができるんだと、みんなを見て学びました。
先輩、同期、後輩、誰も欠かさず、皆さんのおかげで、こんな私でも大会や本番に出ることができ、誰でもできない貴重な経験ができました。
本当にプライドに入って良かったです。
プライドで一番上達したのは何よりも日本語です(笑)
これを生かして、これからは日本人に韓国語を教える仕事をし、日本との縁を繋げていきます。
一人一人を大切にする思いをプライドで沢山学んだので、これからは私が一人一人を大切に思って韓国語を教えていきたいと思います。
プライドの皆さん、本当にありがとうございました!
また、これからも宜しくお願いします。
48期 Battery Tenor drum イ ハヨン(이하영)
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